イヴェントの性格上、若い客層でウチが受け入れられるか不安の中3番手、8時半位に登場。
「Speed On」からスタート。
始まったとほぼ同時にちょっと飛び上がった途端、15年来愛用してきた借り物の年代物のブーツのヒール(7cm)が取れ
このままごまかすか、いっそのこと脱いでしまおうかを片足爪先立ち状態のまま唄いながら悩み、結局、前者を選択。
前回よりキャッチ−に若干構成を短くしたシングルヴァージョン(死語か?・・笑)で、
そのまま前回同様「午前3時」へなだれむ。
音が回ってチューニングがずれて聴こえやりにくかったが
きっと、外音はいいんだろうと思い込んでブッちぎる。

しかし、このへんから片足が辛くなる。
終わると意外と良い反応で、やっぱデカイ音はうけるのかなぁ?
秋の3つのライヴ告知(ジライヤ、ダモマニ、マーブル)を緊張
して早口になりながらもライナス史上3度目のMCをして、
最後の「NIGHT-IN-GALE」へ。

イントロへと向かう中、ギターが入ってこない。
エフェクターのトラブルがあったようで音が出ない!
焦りはしなかったが、あまりに手間取っているので演奏を一旦
中断し、佐藤さんがとんで行く。この間に足をちょいと一休み。
無事、音が出たので気を取り直し、再開。

ダモマニでお世話になるkuの連中が来ていたので、彼等への
サービスのつもりで、いつにも増してKingCrimson風なインプロで応酬。
いつもより幾分、長めかとも思いつつ主催へ「すまん!」
との想いを秘めて収束へと向かう。
はっきりしたエンディングの曲故、ベースは振り回さずに済んだが
意外なほど、好反応。フリーパートが多いので、どうかと思ったが
音のデカさでイけたのか?
取れた靴のヒールをこっそり拾い、ステージを後にする。
幸いほとんど気付かれずに済む。

終演後、音量、音圧ともに一番でかかったと言われ最年長バンド
なのに年甲斐の無さを反省する(ワケが無い!)。
主催者からは音圧大将の称号を戴く。
リハでは周りから「ウルサイ!」と苦情が来たんだけどね。
靴のせいかいつに無く冷静で、可もなく不可もなくって感じ
で、若干の物足りなさはあったのだが、あらためてビデオや音を
聴き返したDsの和哉、Keyの佐藤さんは好評価。
冷静さが良い方に転んだか?マグレだろうが(笑)。
(談:ライナスの毛布 ベース渡部)

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若手のバンドが多いせいか、客層も若めでウチはいつも通り浮き気見(笑)。
10分程度押して始まったライヴ、ハナはドゥエッカ。ココも中心メンバーは結構歳なんでちょっと安心(?)。
そんで上記の渡部さんのレポートの様に演奏を終え、音量・音圧共に一番!と言われました。
結局全体では約20分押しで20:40頃撤収。以上、冷静なルポでした。

なんてので終わる訳が無い!
ここからあまり客観的じゃないライナスレポ行きます!
ナベさんのレポートでは一言も触れて無かったけど、実はこのライヴには最近バンドを始めたワタシの息子(Voですが)が、
バンドメンバー全員で観に来てたんです。
かと言って別段緊張もせずに演れたんですが、でもやっぱり後から映像を見てみるとほんの少々「オレ、構えてる〜?」って感じがありました。
そんなこんなでライナスにしては珍しく5分強でセッティングを終え、「SPEED ON」へ雪崩れ込み。
そしてそのまま「午前3時」へ。

1曲目はナベさんの言う通りのシングルヴァージョンですが、存外に面白い出来でした。
2曲目も同じく、よくこうなった!って言う冷静なキレ方(ちょっと表現が難しい)でした。
そんでその後の渡部さんのMC。去年マーブルの告知をした時よりは遥かに良かったですよー。知らない人にも伝わったと思います。
それから、さあ、3曲目NIGHT-IN-GALEだ・・・・・あれっ、ギターの音が出ない?皆で顔を見た末、結局エフェクターのトラブル
(詳しくは言いたく無い!おーい、伸ちゃん!!!)だったので、恥ずかながら一回演奏を止めてリセット。
それからイントロをブチ切レ状態でスタート!・・・

翌日ビデオをダビングしながら聴いてたら、総てがいい方向に行ってたんで、若干情けないながらもまあいいとしましょう。
曲の中間部のインプロは、リハでも演った事が無い展開になったものの、
曲の骨子に対するアプローチは我ながら全員いいトコ行ってるかも知れないです。

(追記)
まずスタートが7:10頃なのは間違い無いんですが、終演は22:40でした。
セッティング約6分+実演奏時間が31分強だったのでまあ主催者にはあまり迷惑かけずに済んだかと。
演ってる際中はもちろんそんな事は考えてませんでしたが。
何だか歳を取る毎にやんちゃなバンドになってきてますが、マニさんだって62歳でとっても元気らしいし、
ウチらなんてまだまだガキだ!と思ってこれからもカマして行きたいと思っております。

HALL SPIRITUAL LOUNGEは初めてだったので少々不安はあったものの、リハで「あ、これなら大丈夫だな」と思い本番でぶっちぎった訳ですが、
リハは伸ちゃんが来れなくて、案の定本番の音圧はリハの五割増でしたね(笑)。
まあ、なんて大人気無い!(←当然心にも無い) 1バンド目から観ていたウチの息子によると、
ライナスの時は身体が浮いて耳が飛んだそうです。
息子も一緒のメンバーもえらく感激してて、まあ何とか父の威厳と面目は保たれたらしいです(爆笑)。

ホール自体の狭さもあったのか、渡部さんも書いている通りステージ上は若干出音は回り気味でしたが
それぞれの音は意外なくらい把握できたのが良かったですね。
主催者に「音圧大将」と言われたのも、考えてみればリハでヘルプの人にギター弾いてもらって出音バランスを取った時点で
Gアンプがほぼフルテンだった(笑)事を考えると当たり前かあ。
しかもそれが真昼間の二時半頃だもの、そりゃ苦情来るのも当然。プリヴィビルの皆様、
大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
(でも多分またやる。)

(談:ライナスの毛布ドラムス和哉)
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